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ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーリーグはどんな仕組み? 10クラブの1部と、2つに分かれる2部【2026-27シーズン】

2026 10/17
世界のサッカー調査
2026年3月3日2026年10月17日
ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーリーグ(世界のサッカー調査)

ボスニア・ヘルツェゴビナの1部リーグは、2026-27シーズンは10クラブで行われています。10チームが4回ずつ対戦する全36節で、2026年8月に開幕し、2027年5月30日に最終節を迎えます。

この国のリーグには、国の成り立ちと結びついた特徴があります。1部は全国で1つですが、その下の2部は「ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦」と「スルプスカ共和国」という、国を構成する2つの構成体(エンティティ)ごとに分かれていて、運営する協会も別々です。

この記事は男子のトップチームのリーグを扱います(女子のリーグは対象外です)。次のことがわかります。

  • ボスニア・ヘルツェゴビナのリーグは何部まであり、どうつながっているか
  • 1部への昇格が「2つの2部の優勝クラブ」になる仕組み
  • ユーゴスラビア時代から、独立後の協会、2002年の統一リーグまでの歩み
  • どのクラブから見始めればいいか、公式の日程・結果はどこで見られるか
  • 日本との接点と、日本のリーグとの違い

※リーグ制度と日程は、2026-27シーズンの規程にもとづきます(2026年10月5日確認)。

目次

ボスニア・ヘルツェゴビナと日本

ボスニア・ヘルツェゴビナはバルカン半島の西部にある国で、首都はサラエボです。国境を接するのはクロアチア、セルビア、モンテネグロの3か国で、アドリア海に面した海岸線は約21kmです。公用語はボスニア語、セルビア語、クロアチア語の3つで、文字はラテン文字とキリル文字の両方が公式に使われています(ボスニア・ヘルツェゴビナ統計局 BHAS「Bosna i Hercegovina u brojevima 2021」)。

国の中は、「ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦」(10の県=カントンからなる)と「スルプスカ共和国」という2つの構成体と、特別な行政単位の「ブルチコ行政区」に分かれています(同上)。1995年12月のデイトン和平合意で、この形の国家になりました。2つの構成体はそれぞれ独自の大統領や政府を持っています(外務省「ボスニア・ヘルツェゴビナ基礎データ」2026年3月17日)。

人口は、国の統計局が公表している最新の国勢調査(2013年)で3,531,159人です(BHAS、上記)。外務省の基礎データは、世界銀行の推計として316万人(2024年)と紹介しています(外務省、上記)。

日本は1996年1月23日にボスニア・ヘルツェゴビナを国家として承認し、同じ年の2月9日に外交関係を開きました。2026年2月に外交関係30周年を迎えています。2022年には和歌山県すさみ町とイェゼロ市が姉妹都市になりました(外務省、上記)。

ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーは、どう広がってきたか

ユーゴスラビアの中で強かったクラブ

協会の歴史紹介によると、この地域でサッカーが始まったのは1908年、オーストリア=ハンガリーの統治下で、南部の街モスタルにボールが持ち込まれたのが最初です。第一次世界大戦までに、モスタル、サラエボ、バニャルカ、トゥズラ、ゼニツァ、ビハチにクラブができました(NFSBiH「Istorija」)。

第二次世界大戦後は、ユーゴスラビアを構成する共和国の一つとして協会がつくられ、強いクラブはユーゴスラビア全体のリーグで戦いました。UEFAの協会紹介によると、FKサラエボが2回(2回目は1985年)、ジェリェズニチャルが1972年にユーゴスラビア王者になり、ヴェレジュ(モスタル)とボラツ・バニャルカがユーゴスラビア・カップを制しています(UEFA「Bosnia and Herzegovina」)。

ボラツの優勝は、2部のクラブとしての優勝でした。1988年5月11日の決勝でベオグラードのツルヴェナ・ズヴェズダを1-0で破っています(FKボラツ公式「Историја」)。ジェリェズニチャルは1984/85シーズンにUEFAカップで準決勝まで進みました(FKジェリェズニチャル公式「Opšte informacije」)。

独立後の協会と、2002年の統一リーグ

1992年に独立を問う住民投票が行われ、同じ年の4月から紛争が始まりました(外務省、上記)。協会は1992年4月にFIFAとUEFAへの加盟を申請しましたが、紛争のため、FIFAの正式加盟は1996年、UEFAの正式加盟は1998年になりました(NFSBiH「Istorija」)。

戦後しばらくは、国内のリーグが一つにまとまっていませんでした。1997/98シーズンには、2つの協会のクラブによるプレーオフで初めての王者を決め、ジェリェズニチャルがFKサラエボを1-0で破っています(同上)。国内のサッカー組織が一つになったのは2002年5月23日の協会総会で、全国共通のリーグは2002年8月4日に始まりました(NFSBiH「Istorijat za godinu 2002」)。

いまの協会の正式名は「Nogometni/Fudbalski savez Bosne i Hercegovine(NS/FS BiH)」です。「Nogometni」と「Fudbalski」はどちらも「サッカーの」という意味の言葉で、正式名に両方が入っています(WWINリーガBiH 大会規程 2026/27)。

代表:2014年の初出場から、W杯2026へ

代表は2014年ブラジル大会の欧州予選グループGを1位で突破し、初めてW杯に出場しました(NFSBiH「Istorijat za godinu 2013」)。本大会ではイランに3-1で勝ち、W杯での初勝利を挙げています(UEFA、上記)。

W杯2026にも出場しました。2026年3月31日の欧州プレーオフ決勝でイタリアと1-1で終え、PK戦を4-1で制して、2014年以来2度目の本大会でした(FIFA 2026年3月31日、UEFA)。本大会ではグループBを3位で通過し、決勝トーナメントに進みました(FIFA 2026年6月27日)。

リーグの仕組み(男子・2026-27シーズン)

階層 名称 チーム数・形 昇格 降格 運営
1部 WWINリーガBiH(WWIN liga BiH。以前の呼び名はプレミエル・リーガBiH) 10。4回戦総当たり・全36節 (最上位) 下位2クラブ 国の協会 NS/FS BiH
2部(連邦) プルヴァ・リーガFBiH(Prva liga Federacije BiH) 16 優勝クラブが1部へ(ライセンスが条件) 1部からの降格数などで変わる 連邦の協会 NS FBiH
2部(スルプスカ共和国) プルヴァ・リーガRS(m:tel Prva liga RS) 14。26節のあと上位6・下位8に分かれる 優勝クラブが1部へ(ライセンスが条件) 1部からの降格数などで変わる スルプスカ共和国の協会 FSRS
3部(連邦) ドゥルガ・リーガFBiH(Druga liga FBiH) 4グループ(北・中央・西・南)。各グループ16クラブまで 各グループ1位どうしのプレーオフで2クラブが昇格 地域の規程による NS FBiH(運営は県の協会に任される)
3部(スルプスカ共和国) ドゥルガ・リーガRS(Druga liga RS) 2グループ(西14・東16) 各グループ1位が昇格 地域の規程による FSRS
4部 連邦:県(カントン)のリーグ/スルプスカ共和国:地域リーグ(西・中央・東) 地域ごとに異なる 各リーグの1位が3部へ(連邦は条件つき) 地域の規程による 県の協会/FSRS

出典:WWINリーガBiH 大会規程 2026/27 第2〜4条、プルヴァ・リーガFBiH 大会規程 2026/27 第2・47・48条、ドゥルガ・リーガFBiH 大会規程 2026/27 第3・4・46・47・49条、プルヴァ・リーガRS 大会規程 2026/27 第2・4・7条、ドゥルガ・リーガRS 大会規程 2026/27 第1・4・7条

※「WWIN」はスポンサー名、「m:tel」もスポンサー名です。4部より下の階層は地域ごとに異なり、今回は規程で確認していません。

1部:10クラブが4回ずつ対戦する

1部は、10クラブがホームとアウェーを2回ずつ、計4回対戦する全36節です(大会規程 第4条)。プレーオフや上位・下位の分割はなく、36節の順位で優勝と降格が決まります。最後の3節は、全試合を同じ日の同じ時刻に行います(第5条)。

シーズンが終わると、下位2クラブが降格します。入れ替わりに上がるのは、連邦の2部(プルヴァ・リーガFBiH)の優勝クラブと、スルプスカ共和国の2部(プルヴァ・リーガRS)の優勝クラブの1つずつです。優勝クラブが1部のライセンスを得られない場合や辞退した場合は、同じリーグで次の順位のクラブが繰り上がります(第2条)。

2部は、構成体ごとに2つある

2部は、2つの構成体の協会がそれぞれ運営しています。国の協会(NS/FS BiH)の構成員にも、連邦の協会(NS FBiH)とスルプスカ共和国の協会(FSRS)が並んでいます(NFSBiH「Članovi saveza」)。

プルヴァ・リーガFBiH(連邦)は、連邦の16クラブで行います。優勝クラブが1部に上がり、1部から降格した連邦のクラブが入ってきます。下の3部へ何クラブ下がるかは、16クラブを保つように決まります(プルヴァ・リーガFBiH 大会規程 第2・47・48条)。

プルヴァ・リーガRS(スルプスカ共和国)は14クラブで、形が違います。まず全クラブが2回ずつ対戦する26節を行い、そのあと上位6クラブの「プレーオフ・グループ」と、7〜14位の「プレーアウト・グループ」に分かれます。上位グループは合計31節、下位グループは合計33節を戦います(プルヴァ・リーガRS 大会規程 第4条)。2026-27シーズンには、ラクタシのFKラクタシ、ビイェリナのズヴィイェズダ09、トレビニェのレオタルなどが参加しています(同 第2条)。

1部から降格したクラブは、本拠地のある構成体の2部に入ります(プルヴァ・リーガFBiH 大会規程 第48条、プルヴァ・リーガRS 大会規程 第7条)。

3部・4部:県と地域で分かれる

連邦の3部「ドゥルガ・リーガFBiH」は、北(Sjever)・中央(Centar)・西(Zapad)・南(Jug)の4グループで、各グループ16クラブまでです。各グループの運営は、連邦の協会から県(カントン)の協会に任されています。2部に上がれるのは、4グループの1位どうしがホーム&アウェーで戦うプレーオフの勝者2クラブです(ドゥルガ・リーガFBiH 大会規程 第3・4・46・47条)。3部には、県のリーグ(または県をまたぐリーグ)の優勝クラブが上がってきます(同 第49条)。

スルプスカ共和国の3部「ドゥルガ・リーガRS」は、西(Zapad)14クラブと東(Istok)16クラブの2グループです。西はバニャルカ、プリイェドル、グラディシュカ、ドボイの地域、東はビイェリナ、イストチノ・サラエボ、トレビニェの地域のクラブが入ります。各グループの1位が2部に上がり、下からは地域リーグ(西・中央・東)の1位が上がってきます(ドゥルガ・リーガRS 大会規程 第1・7条)。

外国籍の選手と、21歳以下の選手

1部では、外国籍の選手は何人でも登録できますが、1試合のメンバー表に入れるのは3人までです。旧ユーゴスラビアの国々(北マケドニア、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、スロベニア)とEU加盟国の国籍を持つ選手は、この枠では外国籍として数えません(WWINリーガBiH 大会規程 第26条)。日本国籍の選手は、この3人の枠に入ります。2部の枠は、連邦が4人、スルプスカ共和国が3人です(プルヴァ・リーガFBiH 大会規程 第29.06条、プルヴァ・リーガRS 大会規程)。

若い選手の起用も規程で決まっています。1部では、メンバー表に21歳未満のボスニア・ヘルツェゴビナ国籍の選手を3人以上入れ、そのうち1人は試合の最初から最後までピッチにいなければなりません。2026-27シーズンは、2005年1月1日以降に生まれた選手が対象です(WWINリーガBiH 大会規程 第26条)。

カップ戦は「市町村」から始まる

国内カップ(Kup BiH)は、市町村の協会の大会から始まり、地域、県、構成体の段階を経て、最後に国の協会が運営する決勝ラウンドに進みます。決勝ラウンドは32クラブで、内訳は1部の10クラブ、連邦の13クラブ、スルプスカ共和国の9クラブです。ベスト32とベスト16は1試合、準々決勝から決勝まではホーム&アウェーの2試合で行います(WWINリーガBiH 大会規程「Kup BiH 決勝ラウンド規程」第2・4条)。

2026-27シーズンの日程(1部)

時期 内容
2026年8月1日 スーパーカップ
8月8〜9日 第1節
12月12〜13日 第18節(秋の最終節)
2027年1月30〜31日 カップ戦のベスト16
2月6〜7日 第19節(春の再開)
5月30日 第36節(最終節)

出典:NS/FS BiH 理事会決定「2026/27シーズンの大会日程」2026年6月26日(大会規程と同じPDF)

リーグ戦の冬の休みは、12月中旬から2月上旬までの約2か月です。カップ戦の決勝は5月5日と12日の2試合で行います(同上)。

見始めるならこのクラブ

2026-27シーズンの1部の10クラブは、FKサラエボ、ジェリェズニチャル、ボラツ、ズリニスキ、ヴェレジュ、シロキ・ブリイェグ、スロガ・ドボイ、チェリク、BSK、ラドニクです(NFSBiH「WWIN liga BiH」)。首都サラエボと南部のモスタルには、1部のクラブがそれぞれ2つあります。

FKサラエボとジェリェズニチャル(サラエボ)

どちらも、ユーゴスラビアのリーグで優勝したことのある首都のクラブです(UEFA、上記)。ジェリェズニチャルは1921年の創設で、本拠地はグルバヴィツァ・スタジアム。ユーゴスラビア王者1回、独立後の国内王者6回、国内カップ6回の実績があります。クラブの所在地は「Bulevar Ivice Osima(イビチャ・オシム大通り)」で、オシム氏はクラブの名誉会長として紹介されています(FKジェリェズニチャル公式、上記)。

ズリニスキとヴェレジュ(モスタル)

ズリニスキは1905年創設で、クラブは「ボスニア・ヘルツェゴビナで最も古いサッカークラブ」と紹介しています。1945年から活動を禁じられ、1992年に再建されました。2002年からの全国リーグでは、2004/05シーズンの初優勝から通算9回優勝しています。2023/24シーズンには、ボスニア・ヘルツェゴビナのクラブとして初めてUEFAの大会(カンファレンスリーグ)のグループステージに進みました。のちにバロンドールを受賞するルカ・モドリッチも、このクラブでプレーしています(HŠKズリニスキ公式「Povijest」)。

ヴェレジュは、ユーゴスラビア時代にカップ戦を制したモスタルのクラブです(UEFA、上記)。

ボラツ(バニャルカ)

スルプスカ共和国最大の都市バニャルカのクラブで、1926年7月4日に労働者のスポーツクラブとして生まれました。上で紹介した1988年のユーゴスラビア・カップ優勝は、2部にいながらの優勝でした。本拠地の「グラツキ(市営)スタジアム」は1937年に開場しています(FKボラツ公式、上記)。

スタジアムの決まりから見える観戦のかたち

1部の大会規程には、観客や応援に関わる決まりもあります。

  • ホームのクラブは、アウェーのクラブの求めがあれば、スタジアムの収容人数の5%以上をアウェーのサポーター専用に、分けられた安全な区画として用意しなければなりません。
  • 試合の前後と試合中、スタジアムの中や近くで政治的なメッセージを出すことは禁止されています。
  • 掲げてよい旗は、国旗、協会旗、構成体や県の旗、クラブの旗、フェアプレーの旗と決まっています。
  • 治安上の理由で、協会がサポーターの団体でのアウェー遠征を禁止することがあり、クラブはそれに従う義務があります。

出典:WWINリーガBiH 大会規程 第17・18条

日本との接点

イビチャ・オシム氏

元日本代表監督のイビチャ・オシム氏は、1941年にサラエボで生まれました。ジェリェズニチャルで選手としてプレーし、1978年から1986年まではこのクラブの監督を務めて、UEFAカップの準決勝まで導いています(RFE/RL ボスニア語版 2022年5月1日)。

日本では、ジェフユナイテッド市原・千葉の監督を経て、2006年から日本代表監督を務めました。2007年11月16日に倒れ、代表監督を退いています。1990年のW杯ではユーゴスラビア代表を率いました(JFA「イビチャ・オシム氏ご逝去の報に接して」2022年5月2日)。2016年には、日本のサッカーの発展と両国の相互理解への貢献で、日本政府から旭日章を受けています(RFE/RL ボスニア語版 2016年11月3日)。

ヴァイッド・ハリルホジッチ氏

2015年3月に日本代表監督に就任したヴァイッド・ハリルホジッチ氏も、ボスニア出身です。就任会見では、オシム氏を「私の親友」と紹介しています(JFA 2015年3月14日)。

代表どうしの対戦と、モスタルのサッカー施設

2016年のキリンカップでは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表が大阪・吹田の市立吹田サッカースタジアムで日本代表に2-1で勝ち、大会を制しました(NFSBiH 2016年6月7日)。

2015年には、モスタルのスポーツ施設「カンタレヴァツ」をサッカーアカデミーの拠点に改修する事業に、日本政府が226,505ユーロを拠出すると、駐ボスニア・ヘルツェゴビナ日本大使が協会との会合で説明しました。会合にはオシム氏と元日本代表主将の宮本恒靖氏も同席しています(NFSBiH 2015年1月20日)。

日本との比較

項目 ボスニア・ヘルツェゴビナ(2026-27シーズン) 日本(2026-27シーズン)
開催時期 8月上旬開幕・12月中旬〜2月上旬は休み・5月末閉幕 2026年8月7日開幕・冬に中断・2027年6月6日閉幕(Jリーグ「大会概要 J1」)※1
1部の規模 10クラブ・4回戦総当たりの全36節 J1は20クラブ・全38節・380試合 ※2
1部から2部へ 下位2が降格 下位3が降格 ※2
2部から1部へ 連邦の2部と、スルプスカ共和国の2部の優勝クラブが1つずつ昇格(ライセンスが条件) 自動昇格2。3〜6位のJ1昇格プレーオフ優勝が昇格。ライセンス判定で数が変わることがある ※2
全国リーグと地域リーグ 全国リーグは1部のみ。2部から構成体ごと、3部から県・地域ごとに分かれる J1・J2・J3・JFLの下に、地域リーグ(9地域)と都道府県リーグ(47)※3

※1 Jリーグ「シーズン移行」(2023年12月19日の理事会で決定)
※2 Jリーグ「大会概要 J1」
※3 JFA「国内の競技会」

2026-27シーズンは、日本もボスニア・ヘルツェゴビナも、夏に開幕し、冬に休みを入れる日程です。閉幕はボスニア・ヘルツェゴビナが5月末、日本のJ1が6月上旬です。大きく違うのは、全国リーグの範囲です。日本はJ1からJFLまで全国規模のリーグが続きますが、ボスニア・ヘルツェゴビナで全国のクラブが同じリーグで戦うのは1部の10クラブだけです。国の大きさ、クラブ数、国の仕組みが違うので、どちらが良いかを単純に比べることはできません。

試合の日程・結果を見るには

  • 1部の結果・順位表:NFSBiH「WWIN liga BiH」
  • 1部の日程:NFSBiH「Raspored kola WWIN lige BiH」
  • 2部(連邦):NS FBiH「WWIN Prva liga FBiH」
  • 2部(スルプスカ共和国):FSRS「М:тел Прва лига」
  • 協会の公式YouTube:NFS BiH Official(協会公式サイトで「協会の公式YouTubeチャンネル」としてリンクされているチャンネル)

リーグの試合のハイライトが公式YouTubeにあるかどうかと、日本から試合を生中継で見る方法は、2026年10月5日時点で確認できていません。

よくある質問

Q. ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカーリーグは何部まで?

A. 規程で確認できたのは4部までです。1部は全国で1つ、2部は連邦とスルプスカ共和国に1つずつ、3部は連邦が4グループ、スルプスカ共和国が2グループです。4部は連邦では県のリーグ、スルプスカ共和国では3つの地域リーグです。

Q. 1部は何チーム?

A. 2026-27シーズンは10クラブです。4回ずつ対戦する全36節で、下位2クラブが降格します。

Q. 2部から1部へは何チーム上がる?

A. 2チームです。連邦の2部(プルヴァ・リーガFBiH)の優勝クラブと、スルプスカ共和国の2部(プルヴァ・リーガRS)の優勝クラブが1つずつ上がります。1部のライセンスを得ていることが条件です。

Q. シーズンはいつ?

A. 2026-27シーズンの1部は、2026年8月8〜9日に開幕し、2027年5月30日に最終節です。12月中旬から2月上旬は休みです。

Q. ボスニア・ヘルツェゴビナは2026年W杯に出場した?

A. 出場しました。欧州プレーオフ決勝でイタリアをPK戦で破り、初出場の2014年以来2度目の本大会です。本大会ではグループステージを突破しました。

Q. 日本人選手は1部でプレーできる?

A. 規程上はできます。ただし1部では、旧ユーゴスラビアの国々とEU加盟国以外の国籍の選手は、1試合のメンバー表に3人までと決められていて、日本国籍の選手はこの枠に入ります。

Q. オシム監督はボスニア・ヘルツェゴビナ出身?

A. はい。1941年にサラエボで生まれ、ジェリェズニチャルで選手と監督を務めました。2006年から日本代表監督を務めています。


調査基準日:2026年10月5日(リーグ制度・日程は2026-27シーズン)

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