日本のサッカーは、2026-27シーズンから暦が変わりました。J1は2026年8月7日に開幕し、2027年6月6日に閉幕します。J2とJ3は2026年8月8日開幕、2027年5月23日閉幕です(Jリーグ「大会概要 J1」、「大会概要 J2」、「大会概要 J3」)。
ただし、すべての階層が同じ暦になったわけではありません。Jリーグとその下のJFL(日本フットボールリーグ)は8月に始まる秋春制に移りましたが、さらに下の地域リーグや都道府県リーグは、2026年も春から秋・冬にかけてのシーズンを続けています。一つのピラミッドの中に、2つの暦が並んでいるのが2026-27シーズンの日本です。
この記事では、次のことがわかります。
- J1から都道府県リーグまで、日本のリーグがどうつながっているか
- 地域リーグのクラブがJリーグに上がるには、どんな大会と条件を通るのか
- ノルウェー、ベルギー、スイスなどの国と比べたときの、日本のリーグの特徴
- 公式の日程・結果、試合映像はどこで見られるか
※対象は男子のシニアのリーグです。女子(WEリーグ、なでしこリーグ)、フットサル、育成年代のリーグは扱いません。リーグ制度と日程は2026-27シーズンの大会概要・規程にもとづきます(2026年10月5日確認)。
サッカーの日程を左右する、日本の国土
日本のリーグを理解するうえで欠かせないのが、南北に長い国土と、冬に雪が積もる地域があることです。
JFLは、2026-27シーズンの試合を「北は青森県から南は沖縄県まで」の会場で行うと紹介しています(JFL「概要」)。アマチュアのリーグでも、全国リーグに入れば本州の北端から沖縄までの移動が生まれます。
雪は、シーズン移行の議論で大きな論点でした。Jリーグが2023年12月19日の理事会で示した資料によると、検討の場として「降雪地域分科会」が設けられています。この資料は新しい日程を「降雪期間はウィンターブレーク」とし、12月2週ごろまで試合をして2月3週ごろに再開する計画を示しています。同じ資料は、札幌、新潟、仙台、秋田、山形、金沢、八戸、岩手、福島、松本、長野、富山、鳥取の13クラブのアウェイ連戦の想定を示し、ウィンターブレーク前にアウェイの連続が1試合増えるクラブが出るとしています(2023年7月時点のクラブの申告にもとづく試算)。そのうえで、降雪地域のクラブへのキャンプ費用や、エアドームなど施設整備の支援を挙げました(Jリーグ「シーズン移行~次の30年に向けて~」2023年12月19日)。
雪で試合が動いた例もあります。2014年のJ1開幕時には、大雪のため、甲府が開幕戦を国立競技場に移して開催しました(Jリーグ「沿革」)。
日本のサッカーは、どう広がってきたか
協会と天皇杯は同じ年に始まった
日本サッカー協会(JFA)の前身「大日本蹴球協会」は、1921年9月10日に設立されました。きっかけは、1919年にイングランドサッカー協会(The FA)から純銀製のカップが贈られたことです。その2か月後に全日本選手権の第1回大会が開かれ、これが現在の天皇杯につながっています。JFAは1929年にFIFAに加盟し、第二次世界大戦の際に除名されたあと、1950年に再加盟しました(JFA「天皇杯について」、JFA「JFAの歴史」)。
企業チームの全国リーグから、地域の名前を持つJクラブへ
日本で初めての全国リーグは、1965年に8チームで始まった日本サッカーリーグ(JSL)です(JFA「JFAの歴史」)。
プロのJリーグは、1991年11月に社団法人日本プロサッカーリーグとして設立され(10クラブが加盟)、1993年5月15日に開幕しました(同上、Jリーグ「沿革」)。Jリーグは設立の趣旨に「地域に深く根ざすホームタウン制を基本とし」と書いています(Jリーグ「組織概要」)。
この考え方は、今のJリーグ規約にも条文として残っています。Jクラブは理事会の承認を得て市町村などを「ホームタウン」と定め、地域社会と一体となったクラブ作りを行わなければなりません(Jリーグ規約 第24条)。チーム名と呼称には地域名を含めることになっています(同 第31条)。たとえば鹿島アントラーズのホームタウンは、鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市の5市です(同 第31条、Jリーグ規約)。
Jリーグは、こうした取り組みや活動の総称を「Jリーグ百年構想」と呼び、「スポーツでもっと幸せな世の中になるために」というスローガンとして掲げています(Jリーグ「組織概要」)。
一方、JSLの流れは、アマチュアのリーグにも続いています。今のJFLは、日本サッカーリーグ(1965〜92年)とジャパンフットボールリーグ(1992〜98年)を受け継いで、1999年春に9チームで始まりました。JFL自身が、所属チームを「企業チーム、Jリーグを目指すクラブ、地域のアマチュアクラブ等」と紹介しています(JFL「概要」)。2026-27シーズンのJFLには、Honda FC、ミネベアミツミFC、横河武蔵野FCのように企業名が入るチームと、クリアソン新宿、ボンズ市原のように地域名を名乗るクラブが同じリーグにいます(JFL公式サイト)。
1部制から3部制へ、そして60クラブ
Jリーグは1999年にJ2(10クラブ)を加えて2部制になり、2014年にJ3が始まりました。J3の最初のシーズンは11クラブと「Jリーグ・アンダー22選抜」で戦い、2016年からはJクラブのU-23チームが参加した時期もあります(Jリーグ「沿革」)。
2026-27シーズンは、J1・J2・J3がいずれも20クラブで、合計60クラブです(Jリーグ「2026/27シーズンについて」)。
シーズン移行と、半年間の「特別大会」
Jリーグは2023年12月19日の理事会で、2026-27シーズンからのシーズン移行を決めました(Jリーグ 2023年12月19日)。移行までの2026年前半には、特別大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」が2026年2月6日に始まり、J1百年構想リーグは6月6日にヴィッセル神戸の優勝で終わりました(Jリーグ「沿革」)。JFLも同じ時期(2026年3〜6月)に特別大会「2026JFL CUP」を開き、沖縄SVが優勝しています(JFL「概要」)。
リーグの仕組み(男子・2026-27シーズン)
JFAは、日本のリーグを「Jリーグを頂点に、アマチュアトップの日本フットボールリーグ(JFL)以下、地域リーグ(9地域)、都道府県リーグ(47都道府県)とピラミッド型のリーグ構造」と説明しています(JFA「国内競技会」)。
| 階層 | 名称 | チーム数 | 開催期間 | 昇格 | 降格 | 運営 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1部 | J1リーグ | 20 | 2026年8月7日〜2027年6月6日・全38節 | (最上位) | 下位3クラブがJ2へ | JFA・Jリーグ(プロ) |
| 2部 | J2リーグ | 20 | 2026年8月8日〜2027年5月23日・全38節 | 上位2クラブが自動昇格。3〜6位のJ1昇格プレーオフ優勝クラブも昇格。J1ライセンスが条件 | 下位3クラブがJ3へ | JFA・Jリーグ(プロ) |
| 3部 | J3リーグ | 20 | 2026年8月8日〜2027年5月23日・全38節 | 上位2クラブが自動昇格。3〜6位のJ2昇格プレーオフ優勝クラブも昇格。J1またはJ2ライセンスが条件 | 最下位はJFL1位と自動入れ替え、またはJFL2位と入れ替え戦(Jリーグ入会承認を得たJFLクラブがある場合のみ) | JFA・Jリーグ(プロ) |
| 4部 | 日本フットボールリーグ(JFL) | 16 | 2026年8月29日〜2027年5月23日・全30節 | 上位2チームのうち、Jリーグ入会承認を得たクラブがJ3との入れ替えの対象 | 15・16位が地域リーグへ(地域CLの上位チームが入会基準を満たす場合) | JFA・日本フットボールリーグ(アマチュア) |
| 5部 | 地域リーグ(9地域) | 地域ごとに異なる(例:関西は1部8・2部8) | 地域ごとに異なる(例:関西は2026年4月〜2027年1月) | 各地域の上位チームが全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)へ。地域CLの1・2位がJFLへ | 地域ごとの規程による | 地域の社会人サッカー連盟など |
| 6部以下 | 都道府県リーグ(47) | 都道府県ごとに異なる(例:千葉県1部は12) | 都道府県ごとに異なる(例:千葉県1部は2026年5月1日〜11月29日) | 地域の大会などを経て地域リーグへ | 都道府県ごとの規程による | 都道府県サッカー協会・社会人連盟 |
出典:Jリーグ「大会概要 J1」、「大会概要 J2」、「大会概要 J3」、Jリーグ「2026/27シーズンについて」、JFL「第28回 日本フットボールリーグ 大会方式」、JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026 大会要項」、関西サッカーリーグ「運営要項」、千葉県サッカー協会「2026年度千葉県社会人サッカーリーグ1部要項」
※J1・J2・J3のチーム数は「2026/27シーズンについて」の「J1、J2、J3ともに20クラブずつ、合計60クラブ」によります。地域リーグと都道府県リーグは、この記事では関西と千葉県の規程だけを確認しました。ほかの地域・都道府県の部数やチーム数は確認していません。
J1・J2・J3:自動昇格2、プレーオフ1、ライセンスで数が変わる
J1・J2・J3の入れ替えは、3つの階層で同じ形です。上の階層の下位3クラブが降格し、下の階層の上位2クラブと、3〜6位のプレーオフに優勝したクラブの計3クラブが昇格します(Jリーグ「大会概要 J1」、「大会概要 J3」)。プレーオフは、3〜6位の最大4クラブによるトーナメント(準決勝2試合、決勝1試合)です(Jリーグ「2026/27シーズンについて」)。2026-27シーズンは、準決勝が2027年5月29日・30日、決勝が6月5日・6日の週末に予定されています(Jリーグ 2025年10月28日)。
ここで効いてくるのが「クラブライセンス」です。J2から J1に上がるにはJ1クラブライセンス、J3からJ2に上がるにはJ1またはJ2クラブライセンスが必要です。上位2クラブにライセンスのないクラブがあると、そのクラブは昇格できず、上の階層から降格するクラブの数も減ります。3〜6位でライセンスのないクラブはプレーオフに出られず、7位以下のクラブが繰り上がることもありません(同上の大会概要)。
2026-27シーズンのライセンスは、J1ライセンスが49クラブ、J2ライセンスが9クラブ、J3ライセンスが2クラブ(レイラック滋賀、高知ユナイテッドSC)に交付されています(Jリーグ「クラブライセンス」)。ライセンスは1年ごとの更新で、毎年11月末に申請が締め切られ、3月末までに判定が出ます(同上)。
J3とJFL:「Jリーグ入会」をかけた入れ替え
J3とJFLの間は、ほかの階層と仕組みが違います。JFLのクラブがJ3に上がることは、「Jリーグに入会する」ことでもあるからです。
JFLのクラブは、Jリーグ入会を目指してJ3クラブライセンスを申請できます(Jリーグ「クラブライセンス」)。そのうえで、Jリーグの理事会で入会の承認を得たクラブが、JFLで1位か2位に入った場合に、J3との入れ替えが行われます(Jリーグ「大会概要 J3」)。
- 承認を得たクラブが1つで、JFL1位の場合:J3最下位と自動で入れ替え
- 承認を得たクラブが1つで、JFL2位の場合:J3最下位と入れ替え戦
- 承認を得たクラブが2つの場合:J3最下位とJFL1位が自動で入れ替え、J3の19位とJFL2位が入れ替え戦
- 承認を得たクラブがない場合:入れ替えなし
入れ替え戦に負けたJ3クラブは、Jリーグの会員資格を失います(同上)。2026-27シーズンの入れ替え戦は、2027年5月29日・30日と6月5日・6日の2試合です(Jリーグ 2025年10月28日)。
以前は、Jリーグ入会を目指すクラブは「Jリーグ百年構想クラブ」であることが必要でした。この条件は2022年12月の制度改定で入会要件から外れ、その後、JFLの沖縄SVなどが百年構想クラブから脱退しています(Jリーグ 2023年度第7回理事会後会見発言録)。
JFLと地域リーグ:「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」
地域リーグからJFLへ上がる道は、リーグ戦ではなく全国大会です。「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)」には、9地域(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)の最上位リーグから各1チームなど、計12チームが出場します(JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026 大会要項」)。
2026年大会は、次の日程です(同上)。
- 1次ラウンド:2026年11月13日〜15日。12チームを4チームずつ3グループに分けたリーグ戦。会場は群馬県前橋市、兵庫県洲本市、大分県大分市
- 決勝ラウンド:2026年11月25日・27日・29日。1次ラウンドの各グループ1位と、2位のうち成績が最もよい1チームの計4チームによるリーグ戦。会場はケーズデンキスタジアム水戸
JFLの大会方式は、この地域CLの1位と2位がJFLに自動昇格し、JFLの15位と16位が地域リーグに降格すると定めています。地域CLの上位チームがJFLの入会基準を満たさない、または入会を希望しない場合は、その数だけJFLの下位チームが残留します(JFL「第28回 日本フットボールリーグ 大会方式」)。
ここで、2つの暦の違いが出てきます。地域CL2026は2026年11月に終わりますが、入れ替えの相手は「第28回JFL終了後」、つまり2027年5月に終わるJFLの15位と16位です(同上)。
前のシーズンは形が違いました。2025年はJFLのシーズン後に「JFL・地域入れ替え戦」がありました。地域CL2025を勝ち抜いた2チームのうち、ジェイリースFCがJFLに加わり、ボンズ市原は入れ替え戦に勝ってJFLに加わりました。JFLからは、入れ替え戦に負けたアトレチコ鈴鹿と、飛鳥FCが地域リーグに降格しています(JFL「概要」)。
地域リーグと都道府県リーグ:関西と千葉県の例
地域リーグより下は、全国一律の決まりがありません。ここでは、規程を確認できた関西と千葉県を例にします。
関西サッカーリーグは、各府県リーグを勝ち上がった16チーム(Division1・Division2 各8チーム)で構成されています(関西サッカーリーグ「リーグ概要」)。チームガイドは今季を「2026/27シーズン(2026年3月〜2027年2月)」と案内していますが、リーグ戦は毎年4月1日から翌年1月31日までに行う決まりです。Division1の8位はDivision2に自動降格し、Division2の1〜3位がDivision1に自動昇格します。次の年からは各Division10チームの計20チームに増やすため、今季はDivision2から府県リーグへの降格をせず、「関西府県サッカーリーグ決勝大会」の上位4チームにDivision2への参加権を与えます(関西サッカーリーグ「運営要項」)。JFLから降格した飛鳥FCも、2026年はこのDivision1でプレーしています(関西サッカーリーグ「チームガイド」)。
千葉県社会人サッカーリーグ1部は、2026年5月1日から11月29日までの日程です。12チームが1回戦総当たりの前期リーグを行い、そのあと上位・下位の6チームずつに分かれてもう1回戦います。最上位のチームは、関東社会人サッカー大会に出場する義務を負います(千葉県サッカー協会「2026年度千葉県社会人サッカーリーグ1部要項」)。
2つの暦が並ぶピラミッド
ここまでをまとめると、2026-27シーズンの日本のピラミッドは、次のように暦が切り替わります。
- J1・J2・J3とJFL:8月開幕、翌年5〜6月閉幕(秋春制)
- 地域リーグ・都道府県リーグ(確認した関西・千葉県):春に始まり、秋〜翌年1月に終わる
- 地域リーグとJFLをつなぐ地域CL:11月に開催
天皇杯:プロもアマも同じトーナメント
天皇杯は「プロ、アマを問わず、全ての日本サッカー協会第1種加盟チームが参加できる」大会です(JFA「天皇杯について」)。第106回大会(2026年8月19日〜2027年1月1日)は、J1の20チーム、J2の20チーム、大学連盟から選ばれたアマチュアシード1チーム(筑波大学)、47都道府県の代表47チームの計88チームによるノックアウト方式です(JFA「天皇杯 第106回 大会概要」)。
出場枠の一覧には、J3やJFL、地域リーグの枠はありません。これらのクラブは、各都道府県の予選(都道府県選手権)を勝ち抜き、都道府県の代表として本大会に出ることになります。
決勝はシーズンの途中の2027年1月1日で、リーグ戦(秋春制)とは区切りが違います。
他国と比べたときの日本の特徴
ストライカードットコムでは、各国のリーグ制度を同じ基準で調べています。そこから見えた日本の特徴を、2026-27シーズン(ノルウェーは2026シーズン)で比べます。各国の値は、それぞれの国の協会・リーグの規程と発表にもとづきます。
| 項目 | 日本 | ノルウェー | ベルギー | スイス |
|---|---|---|---|---|
| 1部の開催時期 | 8月7日開幕・6月6日閉幕。冬に中断 | 3月中旬開幕・12月中旬最終節(暦年) | 8月7日開幕・5月下旬最終節 | 7月下旬開幕・5月下旬最終節。12月下旬〜1月中旬に中断 |
| 1部の規模 | 20クラブ・全38節 | 16クラブ・全30節 | 18クラブ・全34節 | 12クラブ・全38節 |
| 2部から1部へ | 自動2、3〜6位のプレーオフ優勝1。入れ替え戦なし | 自動2、プレーオフ勝者は1部14位と入れ替え戦 | 自動1、2〜5位のプレーオフ勝者 | 自動1、2位は1部11位と入れ替え戦 |
| 全国リーグの深さ | 4部(JFL)まで全国1リーグ | 4部まで全国(3・4部は地域別グループ) | 2部まで全国、3部から言語圏別 | 3部まで全国1リーグ |
| 2軍(リザーブ)の参加 | 2026-27のJ3・JFLには参加なし | 3部まで参加可、昇格は不可 | 2部にU23チームが4 | 3部にU-21チームが5 |
| 下部リーグの運営単位 | 9地域・47都道府県 | 地域協会(krets) | 言語圏の組織と10州 | 地域協会 |
日本の特徴は、次の3つにまとめられます。
1. 全国リーグが4部まであり、しかも各階層が1グループ
J1からJFLまでの4つの階層は、どれも全国で1つのリーグです。ノルウェーやスイスのように、全国リーグの下の方で地域別のグループに分ける形をとっていません。その分、JFLのようなアマチュアのリーグでも、青森から沖縄までの移動が生まれます。
2. 昇格の条件に「ライセンス」と「リーグへの入会」が入る
ヨーロッパの国でも、上位リーグへの昇格にライセンスが必要な例はあります(ノルウェーの1・2部、ベルギーの2部への昇格など)。日本では、J1からJ3までの3つの階層すべての昇格にライセンスが関わり、さらにJFLからJ3へは「Jリーグに入会する」という手続きが加わります。順位だけでは昇格・降格の数が決まらないのが日本の制度です。
3. 地域リーグからの出口が、リーグ戦ではなく全国大会
たとえばスイスでは、地域協会のリーグの優勝チームが上の階層に昇格する例があります。日本では、9地域の上位チームが11月の地域CLに集まり、短期間の大会で上位2チームだけがJFLに進みます。地域リーグで優勝しても、それだけではJFLに上がれません。
見に行くなら
地域CL2026(11月・群馬、兵庫、大分、水戸)
9地域の代表が、JFL昇格をかけて戦います。決勝ラウンドは2026年11月25日・27日・29日、ケーズデンキスタジアム水戸です。出場チームは各地域リーグが10月18日までに決め、組み合わせは10月31日の抽選で決まります(JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026 大会要項」)。
JFL(企業チームとJリーグを目指すクラブが同じリーグに)
2025年のJFLは年間の入場者が296,285人で、1試合平均は1,210人でした(JFL「概要」)。JFL公式サイトの日程・結果のページには、試合ごとに「動画」のリンクがあり、YouTubeの配信につながっています(JFL「日程・結果」)。
天皇杯(元日の決勝まで)
第106回大会は、ラウンド16(4回戦)の組み合わせ抽選会が2026年10月15日に予定されています(JFA「天皇杯」)。
試合の日程・結果を見るには
- J1の日程・結果:Jリーグ公式「J1 日程・結果」
- J1の順位表:Jリーグ公式「J1 順位表」
- 各リーグの大会概要:J1/J2/J3
- JFLの日程・結果と順位表:JFL「日程・結果」/JFL「順位表・戦績表」
- 地域CL:JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026」
- 天皇杯:JFA「天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会」
- 地域リーグの例:関西サッカーリーグ公式サイト
- 公式YouTube:Jリーグ公式チャンネル(Jリーグ公式サイトからリンクされているチャンネル)
よくある質問
Q. 日本のサッカーリーグは何部まで?
A. 全国リーグはJ1、J2、J3、JFLの4つです。その下に9地域の地域リーグ、さらに47都道府県の都道府県リーグがあります。都道府県リーグの部数は都道府県ごとに異なります。
Q. Jリーグはいつ開幕して、いつ終わる?
A. 2026-27シーズンは、J1が2026年8月7日開幕・2027年6月6日閉幕、J2とJ3が2026年8月8日開幕・2027年5月23日閉幕です。冬には中断期間があります。
Q. J2からJ1には何チーム昇格する?
A. 上位2クラブが自動昇格し、3〜6位によるJ1昇格プレーオフの優勝クラブも昇格します。ただし、J1クラブライセンスがないクラブは昇格できず、その場合は昇格と降格の数が減ります。
Q. JFLのチームはJ3に上がれる?
A. Jリーグの理事会で入会の承認を得たクラブが、JFLで1位か2位に入った場合に、J3との入れ替え(自動入れ替え、または入れ替え戦)の対象になります。
Q. 地域リーグで優勝すればJFLに上がれる?
A. 優勝だけでは上がれません。11月の全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場し、12チームの中で1位か2位に入る必要があります。
Q. 地域リーグも秋春制になった?
A. この記事で確認した関西サッカーリーグと千葉県社会人リーグ1部は、2026年も春に始まり、秋から翌年1月までに終わる日程です。ほかの地域・都道府県は確認していません。
Q. 日本は2026年W杯に出場した?
A. 出場しました。FIFAの出場国一覧(48チーム)に、AFC代表として日本が入っています。日本のW杯初出場は1998年フランス大会です。
調査基準日:2026年10月5日(リーグ制度・日程は2026-27シーズン。地域リーグと都道府県リーグは2026年度の規程)
