MENU
  • ホーム
  • 世界のサッカー調査
  • 戦術・ポジション
  • コラム
  • インタビュー
  • About
サッカーの現場と文化を深掘る専門メディア
ストライカードットコム
  • ホーム
  • 世界のサッカー調査
  • 戦術・ポジション
  • コラム
  • インタビュー
  • About
お問い合わせ
ストライカードットコム
  • ホーム
  • 世界のサッカー調査
  • 戦術・ポジション
  • コラム
  • インタビュー
  • About
  1. ホーム
  2. 世界のサッカー調査
  3. 日本のサッカーリーグはどんな仕組み? J1から都道府県リーグまでのピラミッド、秋春制への移行、地域リーグからJリーグへの道【2026-27シーズン】

日本のサッカーリーグはどんな仕組み? J1から都道府県リーグまでのピラミッド、秋春制への移行、地域リーグからJリーグへの道【2026-27シーズン】

2026 10/12
世界のサッカー調査
2026年10月12日

日本のサッカーは、2026-27シーズンから暦が変わりました。J1は2026年8月7日に開幕し、2027年6月6日に閉幕します。J2とJ3は2026年8月8日開幕、2027年5月23日閉幕です(Jリーグ「大会概要 J1」、「大会概要 J2」、「大会概要 J3」)。

ただし、すべての階層が同じ暦になったわけではありません。Jリーグとその下のJFL(日本フットボールリーグ)は8月に始まる秋春制に移りましたが、さらに下の地域リーグや都道府県リーグは、2026年も春から秋・冬にかけてのシーズンを続けています。一つのピラミッドの中に、2つの暦が並んでいるのが2026-27シーズンの日本です。

この記事では、次のことがわかります。

  • J1から都道府県リーグまで、日本のリーグがどうつながっているか
  • 地域リーグのクラブがJリーグに上がるには、どんな大会と条件を通るのか
  • ノルウェー、ベルギー、スイスなどの国と比べたときの、日本のリーグの特徴
  • 公式の日程・結果、試合映像はどこで見られるか

※対象は男子のシニアのリーグです。女子(WEリーグ、なでしこリーグ)、フットサル、育成年代のリーグは扱いません。リーグ制度と日程は2026-27シーズンの大会概要・規程にもとづきます(2026年10月5日確認)。

目次

サッカーの日程を左右する、日本の国土

日本のリーグを理解するうえで欠かせないのが、南北に長い国土と、冬に雪が積もる地域があることです。

JFLは、2026-27シーズンの試合を「北は青森県から南は沖縄県まで」の会場で行うと紹介しています(JFL「概要」)。アマチュアのリーグでも、全国リーグに入れば本州の北端から沖縄までの移動が生まれます。

雪は、シーズン移行の議論で大きな論点でした。Jリーグが2023年12月19日の理事会で示した資料によると、検討の場として「降雪地域分科会」が設けられています。この資料は新しい日程を「降雪期間はウィンターブレーク」とし、12月2週ごろまで試合をして2月3週ごろに再開する計画を示しています。同じ資料は、札幌、新潟、仙台、秋田、山形、金沢、八戸、岩手、福島、松本、長野、富山、鳥取の13クラブのアウェイ連戦の想定を示し、ウィンターブレーク前にアウェイの連続が1試合増えるクラブが出るとしています(2023年7月時点のクラブの申告にもとづく試算)。そのうえで、降雪地域のクラブへのキャンプ費用や、エアドームなど施設整備の支援を挙げました(Jリーグ「シーズン移行~次の30年に向けて~」2023年12月19日)。

雪で試合が動いた例もあります。2014年のJ1開幕時には、大雪のため、甲府が開幕戦を国立競技場に移して開催しました(Jリーグ「沿革」)。

日本のサッカーは、どう広がってきたか

協会と天皇杯は同じ年に始まった

日本サッカー協会(JFA)の前身「大日本蹴球協会」は、1921年9月10日に設立されました。きっかけは、1919年にイングランドサッカー協会(The FA)から純銀製のカップが贈られたことです。その2か月後に全日本選手権の第1回大会が開かれ、これが現在の天皇杯につながっています。JFAは1929年にFIFAに加盟し、第二次世界大戦の際に除名されたあと、1950年に再加盟しました(JFA「天皇杯について」、JFA「JFAの歴史」)。

企業チームの全国リーグから、地域の名前を持つJクラブへ

日本で初めての全国リーグは、1965年に8チームで始まった日本サッカーリーグ(JSL)です(JFA「JFAの歴史」)。

プロのJリーグは、1991年11月に社団法人日本プロサッカーリーグとして設立され(10クラブが加盟)、1993年5月15日に開幕しました(同上、Jリーグ「沿革」)。Jリーグは設立の趣旨に「地域に深く根ざすホームタウン制を基本とし」と書いています(Jリーグ「組織概要」)。

この考え方は、今のJリーグ規約にも条文として残っています。Jクラブは理事会の承認を得て市町村などを「ホームタウン」と定め、地域社会と一体となったクラブ作りを行わなければなりません(Jリーグ規約 第24条)。チーム名と呼称には地域名を含めることになっています(同 第31条)。たとえば鹿島アントラーズのホームタウンは、鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市の5市です(同 第31条、Jリーグ規約)。

Jリーグは、こうした取り組みや活動の総称を「Jリーグ百年構想」と呼び、「スポーツでもっと幸せな世の中になるために」というスローガンとして掲げています(Jリーグ「組織概要」)。

一方、JSLの流れは、アマチュアのリーグにも続いています。今のJFLは、日本サッカーリーグ(1965〜92年)とジャパンフットボールリーグ(1992〜98年)を受け継いで、1999年春に9チームで始まりました。JFL自身が、所属チームを「企業チーム、Jリーグを目指すクラブ、地域のアマチュアクラブ等」と紹介しています(JFL「概要」)。2026-27シーズンのJFLには、Honda FC、ミネベアミツミFC、横河武蔵野FCのように企業名が入るチームと、クリアソン新宿、ボンズ市原のように地域名を名乗るクラブが同じリーグにいます(JFL公式サイト)。

1部制から3部制へ、そして60クラブ

Jリーグは1999年にJ2(10クラブ)を加えて2部制になり、2014年にJ3が始まりました。J3の最初のシーズンは11クラブと「Jリーグ・アンダー22選抜」で戦い、2016年からはJクラブのU-23チームが参加した時期もあります(Jリーグ「沿革」)。

2026-27シーズンは、J1・J2・J3がいずれも20クラブで、合計60クラブです(Jリーグ「2026/27シーズンについて」)。

シーズン移行と、半年間の「特別大会」

Jリーグは2023年12月19日の理事会で、2026-27シーズンからのシーズン移行を決めました(Jリーグ 2023年12月19日)。移行までの2026年前半には、特別大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」が2026年2月6日に始まり、J1百年構想リーグは6月6日にヴィッセル神戸の優勝で終わりました(Jリーグ「沿革」)。JFLも同じ時期(2026年3〜6月)に特別大会「2026JFL CUP」を開き、沖縄SVが優勝しています(JFL「概要」)。

リーグの仕組み(男子・2026-27シーズン)

JFAは、日本のリーグを「Jリーグを頂点に、アマチュアトップの日本フットボールリーグ(JFL)以下、地域リーグ(9地域)、都道府県リーグ(47都道府県)とピラミッド型のリーグ構造」と説明しています(JFA「国内競技会」)。

階層 名称 チーム数 開催期間 昇格 降格 運営
1部 J1リーグ 20 2026年8月7日〜2027年6月6日・全38節 (最上位) 下位3クラブがJ2へ JFA・Jリーグ(プロ)
2部 J2リーグ 20 2026年8月8日〜2027年5月23日・全38節 上位2クラブが自動昇格。3〜6位のJ1昇格プレーオフ優勝クラブも昇格。J1ライセンスが条件 下位3クラブがJ3へ JFA・Jリーグ(プロ)
3部 J3リーグ 20 2026年8月8日〜2027年5月23日・全38節 上位2クラブが自動昇格。3〜6位のJ2昇格プレーオフ優勝クラブも昇格。J1またはJ2ライセンスが条件 最下位はJFL1位と自動入れ替え、またはJFL2位と入れ替え戦(Jリーグ入会承認を得たJFLクラブがある場合のみ) JFA・Jリーグ(プロ)
4部 日本フットボールリーグ(JFL) 16 2026年8月29日〜2027年5月23日・全30節 上位2チームのうち、Jリーグ入会承認を得たクラブがJ3との入れ替えの対象 15・16位が地域リーグへ(地域CLの上位チームが入会基準を満たす場合) JFA・日本フットボールリーグ(アマチュア)
5部 地域リーグ(9地域) 地域ごとに異なる(例:関西は1部8・2部8) 地域ごとに異なる(例:関西は2026年4月〜2027年1月) 各地域の上位チームが全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)へ。地域CLの1・2位がJFLへ 地域ごとの規程による 地域の社会人サッカー連盟など
6部以下 都道府県リーグ(47) 都道府県ごとに異なる(例:千葉県1部は12) 都道府県ごとに異なる(例:千葉県1部は2026年5月1日〜11月29日) 地域の大会などを経て地域リーグへ 都道府県ごとの規程による 都道府県サッカー協会・社会人連盟

出典:Jリーグ「大会概要 J1」、「大会概要 J2」、「大会概要 J3」、Jリーグ「2026/27シーズンについて」、JFL「第28回 日本フットボールリーグ 大会方式」、JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026 大会要項」、関西サッカーリーグ「運営要項」、千葉県サッカー協会「2026年度千葉県社会人サッカーリーグ1部要項」

※J1・J2・J3のチーム数は「2026/27シーズンについて」の「J1、J2、J3ともに20クラブずつ、合計60クラブ」によります。地域リーグと都道府県リーグは、この記事では関西と千葉県の規程だけを確認しました。ほかの地域・都道府県の部数やチーム数は確認していません。

J1・J2・J3:自動昇格2、プレーオフ1、ライセンスで数が変わる

J1・J2・J3の入れ替えは、3つの階層で同じ形です。上の階層の下位3クラブが降格し、下の階層の上位2クラブと、3〜6位のプレーオフに優勝したクラブの計3クラブが昇格します(Jリーグ「大会概要 J1」、「大会概要 J3」)。プレーオフは、3〜6位の最大4クラブによるトーナメント(準決勝2試合、決勝1試合)です(Jリーグ「2026/27シーズンについて」)。2026-27シーズンは、準決勝が2027年5月29日・30日、決勝が6月5日・6日の週末に予定されています(Jリーグ 2025年10月28日)。

ここで効いてくるのが「クラブライセンス」です。J2から J1に上がるにはJ1クラブライセンス、J3からJ2に上がるにはJ1またはJ2クラブライセンスが必要です。上位2クラブにライセンスのないクラブがあると、そのクラブは昇格できず、上の階層から降格するクラブの数も減ります。3〜6位でライセンスのないクラブはプレーオフに出られず、7位以下のクラブが繰り上がることもありません(同上の大会概要)。

2026-27シーズンのライセンスは、J1ライセンスが49クラブ、J2ライセンスが9クラブ、J3ライセンスが2クラブ(レイラック滋賀、高知ユナイテッドSC)に交付されています(Jリーグ「クラブライセンス」)。ライセンスは1年ごとの更新で、毎年11月末に申請が締め切られ、3月末までに判定が出ます(同上)。

J3とJFL:「Jリーグ入会」をかけた入れ替え

J3とJFLの間は、ほかの階層と仕組みが違います。JFLのクラブがJ3に上がることは、「Jリーグに入会する」ことでもあるからです。

JFLのクラブは、Jリーグ入会を目指してJ3クラブライセンスを申請できます(Jリーグ「クラブライセンス」)。そのうえで、Jリーグの理事会で入会の承認を得たクラブが、JFLで1位か2位に入った場合に、J3との入れ替えが行われます(Jリーグ「大会概要 J3」)。

  • 承認を得たクラブが1つで、JFL1位の場合:J3最下位と自動で入れ替え
  • 承認を得たクラブが1つで、JFL2位の場合:J3最下位と入れ替え戦
  • 承認を得たクラブが2つの場合:J3最下位とJFL1位が自動で入れ替え、J3の19位とJFL2位が入れ替え戦
  • 承認を得たクラブがない場合:入れ替えなし

入れ替え戦に負けたJ3クラブは、Jリーグの会員資格を失います(同上)。2026-27シーズンの入れ替え戦は、2027年5月29日・30日と6月5日・6日の2試合です(Jリーグ 2025年10月28日)。

以前は、Jリーグ入会を目指すクラブは「Jリーグ百年構想クラブ」であることが必要でした。この条件は2022年12月の制度改定で入会要件から外れ、その後、JFLの沖縄SVなどが百年構想クラブから脱退しています(Jリーグ 2023年度第7回理事会後会見発言録)。

JFLと地域リーグ:「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」

地域リーグからJFLへ上がる道は、リーグ戦ではなく全国大会です。「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)」には、9地域(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州)の最上位リーグから各1チームなど、計12チームが出場します(JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026 大会要項」)。

2026年大会は、次の日程です(同上)。

  • 1次ラウンド:2026年11月13日〜15日。12チームを4チームずつ3グループに分けたリーグ戦。会場は群馬県前橋市、兵庫県洲本市、大分県大分市
  • 決勝ラウンド:2026年11月25日・27日・29日。1次ラウンドの各グループ1位と、2位のうち成績が最もよい1チームの計4チームによるリーグ戦。会場はケーズデンキスタジアム水戸

JFLの大会方式は、この地域CLの1位と2位がJFLに自動昇格し、JFLの15位と16位が地域リーグに降格すると定めています。地域CLの上位チームがJFLの入会基準を満たさない、または入会を希望しない場合は、その数だけJFLの下位チームが残留します(JFL「第28回 日本フットボールリーグ 大会方式」)。

ここで、2つの暦の違いが出てきます。地域CL2026は2026年11月に終わりますが、入れ替えの相手は「第28回JFL終了後」、つまり2027年5月に終わるJFLの15位と16位です(同上)。

前のシーズンは形が違いました。2025年はJFLのシーズン後に「JFL・地域入れ替え戦」がありました。地域CL2025を勝ち抜いた2チームのうち、ジェイリースFCがJFLに加わり、ボンズ市原は入れ替え戦に勝ってJFLに加わりました。JFLからは、入れ替え戦に負けたアトレチコ鈴鹿と、飛鳥FCが地域リーグに降格しています(JFL「概要」)。

地域リーグと都道府県リーグ:関西と千葉県の例

地域リーグより下は、全国一律の決まりがありません。ここでは、規程を確認できた関西と千葉県を例にします。

関西サッカーリーグは、各府県リーグを勝ち上がった16チーム(Division1・Division2 各8チーム)で構成されています(関西サッカーリーグ「リーグ概要」)。チームガイドは今季を「2026/27シーズン(2026年3月〜2027年2月)」と案内していますが、リーグ戦は毎年4月1日から翌年1月31日までに行う決まりです。Division1の8位はDivision2に自動降格し、Division2の1〜3位がDivision1に自動昇格します。次の年からは各Division10チームの計20チームに増やすため、今季はDivision2から府県リーグへの降格をせず、「関西府県サッカーリーグ決勝大会」の上位4チームにDivision2への参加権を与えます(関西サッカーリーグ「運営要項」)。JFLから降格した飛鳥FCも、2026年はこのDivision1でプレーしています(関西サッカーリーグ「チームガイド」)。

千葉県社会人サッカーリーグ1部は、2026年5月1日から11月29日までの日程です。12チームが1回戦総当たりの前期リーグを行い、そのあと上位・下位の6チームずつに分かれてもう1回戦います。最上位のチームは、関東社会人サッカー大会に出場する義務を負います(千葉県サッカー協会「2026年度千葉県社会人サッカーリーグ1部要項」)。

2つの暦が並ぶピラミッド

ここまでをまとめると、2026-27シーズンの日本のピラミッドは、次のように暦が切り替わります。

  • J1・J2・J3とJFL:8月開幕、翌年5〜6月閉幕(秋春制)
  • 地域リーグ・都道府県リーグ(確認した関西・千葉県):春に始まり、秋〜翌年1月に終わる
  • 地域リーグとJFLをつなぐ地域CL:11月に開催

天皇杯:プロもアマも同じトーナメント

天皇杯は「プロ、アマを問わず、全ての日本サッカー協会第1種加盟チームが参加できる」大会です(JFA「天皇杯について」)。第106回大会(2026年8月19日〜2027年1月1日)は、J1の20チーム、J2の20チーム、大学連盟から選ばれたアマチュアシード1チーム(筑波大学)、47都道府県の代表47チームの計88チームによるノックアウト方式です(JFA「天皇杯 第106回 大会概要」)。

出場枠の一覧には、J3やJFL、地域リーグの枠はありません。これらのクラブは、各都道府県の予選(都道府県選手権)を勝ち抜き、都道府県の代表として本大会に出ることになります。

決勝はシーズンの途中の2027年1月1日で、リーグ戦(秋春制)とは区切りが違います。

他国と比べたときの日本の特徴

ストライカードットコムでは、各国のリーグ制度を同じ基準で調べています。そこから見えた日本の特徴を、2026-27シーズン(ノルウェーは2026シーズン)で比べます。各国の値は、それぞれの国の協会・リーグの規程と発表にもとづきます。

項目 日本 ノルウェー ベルギー スイス
1部の開催時期 8月7日開幕・6月6日閉幕。冬に中断 3月中旬開幕・12月中旬最終節(暦年) 8月7日開幕・5月下旬最終節 7月下旬開幕・5月下旬最終節。12月下旬〜1月中旬に中断
1部の規模 20クラブ・全38節 16クラブ・全30節 18クラブ・全34節 12クラブ・全38節
2部から1部へ 自動2、3〜6位のプレーオフ優勝1。入れ替え戦なし 自動2、プレーオフ勝者は1部14位と入れ替え戦 自動1、2〜5位のプレーオフ勝者 自動1、2位は1部11位と入れ替え戦
全国リーグの深さ 4部(JFL)まで全国1リーグ 4部まで全国(3・4部は地域別グループ) 2部まで全国、3部から言語圏別 3部まで全国1リーグ
2軍(リザーブ)の参加 2026-27のJ3・JFLには参加なし 3部まで参加可、昇格は不可 2部にU23チームが4 3部にU-21チームが5
下部リーグの運営単位 9地域・47都道府県 地域協会(krets) 言語圏の組織と10州 地域協会

日本の特徴は、次の3つにまとめられます。

1. 全国リーグが4部まであり、しかも各階層が1グループ

J1からJFLまでの4つの階層は、どれも全国で1つのリーグです。ノルウェーやスイスのように、全国リーグの下の方で地域別のグループに分ける形をとっていません。その分、JFLのようなアマチュアのリーグでも、青森から沖縄までの移動が生まれます。

2. 昇格の条件に「ライセンス」と「リーグへの入会」が入る

ヨーロッパの国でも、上位リーグへの昇格にライセンスが必要な例はあります(ノルウェーの1・2部、ベルギーの2部への昇格など)。日本では、J1からJ3までの3つの階層すべての昇格にライセンスが関わり、さらにJFLからJ3へは「Jリーグに入会する」という手続きが加わります。順位だけでは昇格・降格の数が決まらないのが日本の制度です。

3. 地域リーグからの出口が、リーグ戦ではなく全国大会

たとえばスイスでは、地域協会のリーグの優勝チームが上の階層に昇格する例があります。日本では、9地域の上位チームが11月の地域CLに集まり、短期間の大会で上位2チームだけがJFLに進みます。地域リーグで優勝しても、それだけではJFLに上がれません。

見に行くなら

地域CL2026(11月・群馬、兵庫、大分、水戸)

9地域の代表が、JFL昇格をかけて戦います。決勝ラウンドは2026年11月25日・27日・29日、ケーズデンキスタジアム水戸です。出場チームは各地域リーグが10月18日までに決め、組み合わせは10月31日の抽選で決まります(JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026 大会要項」)。

JFL(企業チームとJリーグを目指すクラブが同じリーグに)

2025年のJFLは年間の入場者が296,285人で、1試合平均は1,210人でした(JFL「概要」)。JFL公式サイトの日程・結果のページには、試合ごとに「動画」のリンクがあり、YouTubeの配信につながっています(JFL「日程・結果」)。

天皇杯(元日の決勝まで)

第106回大会は、ラウンド16(4回戦)の組み合わせ抽選会が2026年10月15日に予定されています(JFA「天皇杯」)。

試合の日程・結果を見るには

  • J1の日程・結果:Jリーグ公式「J1 日程・結果」
  • J1の順位表:Jリーグ公式「J1 順位表」
  • 各リーグの大会概要:J1/J2/J3
  • JFLの日程・結果と順位表:JFL「日程・結果」/JFL「順位表・戦績表」
  • 地域CL:JFA「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026」
  • 天皇杯:JFA「天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会」
  • 地域リーグの例:関西サッカーリーグ公式サイト
  • 公式YouTube:Jリーグ公式チャンネル(Jリーグ公式サイトからリンクされているチャンネル)

よくある質問

Q. 日本のサッカーリーグは何部まで?

A. 全国リーグはJ1、J2、J3、JFLの4つです。その下に9地域の地域リーグ、さらに47都道府県の都道府県リーグがあります。都道府県リーグの部数は都道府県ごとに異なります。

Q. Jリーグはいつ開幕して、いつ終わる?

A. 2026-27シーズンは、J1が2026年8月7日開幕・2027年6月6日閉幕、J2とJ3が2026年8月8日開幕・2027年5月23日閉幕です。冬には中断期間があります。

Q. J2からJ1には何チーム昇格する?

A. 上位2クラブが自動昇格し、3〜6位によるJ1昇格プレーオフの優勝クラブも昇格します。ただし、J1クラブライセンスがないクラブは昇格できず、その場合は昇格と降格の数が減ります。

Q. JFLのチームはJ3に上がれる?

A. Jリーグの理事会で入会の承認を得たクラブが、JFLで1位か2位に入った場合に、J3との入れ替え(自動入れ替え、または入れ替え戦)の対象になります。

Q. 地域リーグで優勝すればJFLに上がれる?

A. 優勝だけでは上がれません。11月の全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場し、12チームの中で1位か2位に入る必要があります。

Q. 地域リーグも秋春制になった?

A. この記事で確認した関西サッカーリーグと千葉県社会人リーグ1部は、2026年も春に始まり、秋から翌年1月までに終わる日程です。ほかの地域・都道府県は確認していません。

Q. 日本は2026年W杯に出場した?

A. 出場しました。FIFAの出場国一覧(48チーム)に、AFC代表として日本が入っています。日本のW杯初出場は1998年フランス大会です。


調査基準日:2026年10月5日(リーグ制度・日程は2026-27シーズン。地域リーグと都道府県リーグは2026年度の規程)

STRIKERJP.COM

世界のサッカーを、もっと深く。

リーグの構造、戦術、海外で戦う日本人選手のインタビュー。ストライカードットコムのコンテンツをまとめて見られます。

コンテンツを見る インタビューを読む

関連

世界のサッカー調査
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • ニューカレドニアのサッカーはどんな仕組み? フランスの一部なのにFIFAでは独立した協会、島々のクラブが戦うスーパーリーグとW杯プレーオフへの道【2026シーズン】
  • ウクライナのサッカーリーグはどんな仕組み? 空襲警報のなかで続くプレミアリーグ、故郷を離れて戦うクラブ【2026-27シーズン】

この記事を書いた人

ストライカードットコム編集部のアバター ストライカードットコム編集部

ストライカードットコム編集部

関連記事

  • パナマのサッカーリーグはどんな仕組み? LPFからリーガPROM、地域の大会まで、運河の国のクラブと代表【2026-27シーズン】
    2026年10月15日
  • ベネズエラのサッカーリーグはどんな仕組み? 1年に2つの大会を行う1部、地域で分かれる2部、W杯にまだ届いていない南米の国【2026シーズン】
    2026年10月15日
  • マリのサッカーリーグはどんな仕組み? 14クラブの1部と、9つの地域から昇格を争うトーナメント、若い世代が強い国【2025-26シーズン】
    2026年10月14日
  • エクアドルのサッカーリーグはどんな仕組み? 2つの「六角リーグ」で決まる1部、州から始まる昇格争い、港町と高地の首都のクラブ【2026シーズン】
    2026年10月14日
  • アルジェリアのサッカーリーグはどんな仕組み? プロは1部だけ、2部から下はアマチュア。独立前に生まれた「FLNチーム」の物語【2026-27シーズン】
    2026年10月13日
  • ウクライナのサッカーリーグはどんな仕組み? 空襲警報のなかで続くプレミアリーグ、故郷を離れて戦うクラブ【2026-27シーズン】
    2026年10月13日
  • ニューカレドニアのサッカーはどんな仕組み? フランスの一部なのにFIFAでは独立した協会、島々のクラブが戦うスーパーリーグとW杯プレーオフへの道【2026シーズン】
    2026年10月12日
  • イタリアのサッカーリーグはどんな仕組み? セリエAから州リーグまで、プロ3部とアマチュアの境目、W杯を逃し続ける強豪国【2026-27シーズン】
    2026年10月11日
ストライカードットコム

サッカーで、世界を変える。本気でサッカーに関わる全ての人へ、一次情報を届けるメディア。

探す
  • コラム
  • 世界のサッカー調査
  • 戦術・ポジション
  • インタビュー
特集・マップ
  • W杯2026
  • 世界のサッカーマップ
  • 日本人選手マップ
サイト情報
  • ストライカードットコムとは
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約

© ストライカードットコム.

目次